錦江町公式note

鹿児島県大隅半島にある錦江町のもの、こと、ひとを紹介していきます。

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マガジン

  • 錦江しごと図鑑

    地域を、見えない土台の部分で豊かにしている大切な「しごと」。職業という仕事だけではない様々なかたちの「しごと」を通して町の人を紹介していきます。

  • 錦江町のあれこれ

    錦江町に関わっている方々が書いてくださった記事です。 移住者、協力隊、大学生、地元の人、、様々な人たちからみる錦江町をお楽しみください。

  • ふるさと納税事業者さん記事

    事業者と寄付者という関係だけではなく、ふるさと納税制度が終わったったとしても関わりを持ち続けてほしい。そんな思いで書かれた事業者さんの記事をまとめています。 錦江町では、ふるさと納税を「未来への投資」として町民さんと話し合って使い道を決めており、ふるさとチョイスAWARD2020では、ふるさと納税を投資的に活用し、未来につながるまちづくりを行っている自治体としてベストインベストメント賞を受賞しました。 〇受賞内容〇 町内には小児科がなく、子育て世代の「安心して子育てができる環境を整備してほしい」という願いにこたえ、ふるさと納税を活用して、都市部の小児科医に遠隔で相談できる「小児科オンライン」を導入しました。 錦江町のふるさと納税の取組はこちらからご覧ください https://www.town.kinko.lg.jp/mirai-h/chose/furusato/torikumi.html

  • 錦江町アーティストインレジデンス

ウィジェット

  • 錦江町“照葉樹の森を感じる”PR動画(trail…
  • 鹿児島県錦江町移住促進プロモーション動画”ジワジ…

最近の記事

【錦江しごと図鑑】 「好きこそものの上手なれ」 仕事も趣味も探究を楽しむ。 君付忠和さん

錦江しごと図鑑、9人目は田代川原地区の獣医師、君付忠和さんです。田代地区の未来を見据えながら、”楽しむこと”をモットーに動物病院の運営や吹奏楽団のリーダーを手がけていらっしゃいます。仕事に趣味に日々はつらつと取り組まれる君付先生に、獣医師として働く上で大切にしていることをお聞きしました。 錦江町のドクタードリトル、君付先生 「南種子では断らないように、どうしたら治せるか、飼い主さんの要望に答えられるかを考えるようにしていたよね。そういうことを考えるのが好きなんだろうね。一

    • 【錦江しごと図鑑】 自然と向き合うことで自分が強くなる町。 喜鉢大司さん

      錦江しごと図鑑、8人目は花瀬地区に住む、モダンアーティストの喜鉢大司さんです。 以前は、東京の IT 関連の会社で管理職を勤めていた喜鉢さん。 一風変わった独特な作品を作られますが、どういうコンセプトをお持ちなのでしょうか。普段、あまり聞くことができない、作品づくりに対する想いをうかがいました。 「アートにはじめて触れたのは大学時代。大阪芸術大学で芸術を専攻していました。制作活動は熱意を持って取り組めましたが、卒業の時期になって進路を決める必要が出てきました」

      • つながりが巡る幸せ。馬込由美子さん

        錦江しごと図鑑、7人目は笹原地区に住む馬込由美子さん。 「私はですね、人と人との繋がりが本当に幸せに繋がるって思いながら生きてきました」 開口一番そうおっしゃった馬込さんに、人と繋がる豊かさについてお話を伺いました。 錦江町大根占の家で生まれ育ち、高校では家政科という料理や栄養、和裁などを学んでいたという馬込さん。 「大好きな女の先生がいらっしゃって、『私もいつか調理師の免許を取って、先生みたいになりたい』って言って。それで会社は滋賀の家政専門のところへ行ってました」

      • 【新作】ハジとハジ 舞台は青森と鹿児島

        青森と鹿児島に同時に移住してるのは、おそらく自分だけ。アーティストとして作品を制作します。タイトルはMVの撮影場所と自分の生き方から決めました。 これまで作品は完成したものしか公開していませんでしたが、制作過程も共有したいと思います。 作品のコンセプトタイトルの意味 作品名は『ハジとハジ』 このタイトルにはダブルミーニングが込められてます。 本州の端と端に暮らしてる 人間の生きる恥 青森県青森市と鹿児島県錦江町に住んでおり、本州の端と端の県に暮らしています。去年の3

      【錦江しごと図鑑】 「好きこそものの上手なれ」 仕事も趣味も探究を楽しむ。 君付忠和さん

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      • 錦江しごと図鑑
        10本
      • 錦江町のあれこれ
        24本
      • ふるさと納税事業者さん記事
        9本
      • 錦江町アーティストインレジデンス
        6本

      記事

        現場の体験が自分と未来をつくる。菖蒲久志さん

        錦江しごと図鑑。6人目は、建設会社桑原組で建築部部長をされている菖蒲久志さんです。 町の建設に関わる人なら知らない人はいないというほど、多くの町の建築物に携わってこられた菖蒲さん。 現場のやりがいや次世代へ繋ぐことについて伺いました。 小中高と、ずっと地元で育ってきたという菖蒲さん。 高校を卒業したら体を動かす技術仕事がしたいと、福岡の鉄鋼会社に就職する予定でした。 「就職の誓約書まで出して、もう就職っていう段階まで来ていたんです。それで兄がいたんだけど、 12月28日に急

        現場の体験が自分と未来をつくる。菖蒲久志さん

        好きなところで生きるように働く。木下朋子さん

        錦江しごと図鑑5人目は、木下朋子さんです。 錦江町の池田地区で、お花屋さん「TRee Life」と農業を旦那さんと共に営んでいらっしゃいます。 池田地区は、お店は小さな商店と温泉があるくらいの小さな地区ですが、伝統行事である神舞が昨年復活したりと、地元の人たちの愛着も強い地域。 そんな池田地区で暮らす木下さんに、花と農を営む暮らしについて伺いました。 「出身は都城(宮崎県)なんです。旦那さんと同じ花屋の職場で知り合って、結婚してから高山の方に帰ってきました」 「第一子

        好きなところで生きるように働く。木下朋子さん

        土の人として田代をあたためる。森健二郎さん。

        地域を語る上でよく使われる、風の人と土の人。 「しっくりくる感じは土ですね。土で支えてさ、風の人たちが楽しくしてるのを見てるのが好きだなあ」 そうおっしゃるのは、錦江しごと図鑑4人目、森健二郎さんです。 森さんは、田代地区のガソリンスタンドに勤務しており、地域の音楽グループにも所属されています。 話が得意じゃないとおっしゃいつつも、田代という土地で暮らすことの豊かさについて語ってくださいました。 ※錦江町は、旧大根占町と旧田代町が合併してつくられました。 居心地がい

        土の人として田代をあたためる。森健二郎さん。

        天日干しにこだわり続ける。鵜瀬水産

        みなさんにとって、干物とはどのようなイメージでしょうか?豪勢な魚料理というよりは、日常になじんだ、ケの食事と思われる方が多いのではないかと思います。 そんな中、今回ご紹介するのは鵜瀬水産の代表、鵜瀬智昭さん。 鵜瀬水産は、智昭さんのおじいさんの代から始まり、現在三代目として魚の卸しや干物などの加工を行っています。 錦江湾が真正面に見える海沿いに加工場が位置しており、中では従業員の方々が朝から魚を仕分けたり、捌いたりしていらっしゃいます。 「これはね、ベテランの人しかでき

        天日干しにこだわり続ける。鵜瀬水産

        やると決めたらやりきらないと。中村京子さん

        錦江しごと図鑑。3人目は、スナック京のママ、中村京子さんです。 いつでも歓迎してくれる温かさと、お客さんの心を掴むご馳走でみんなから「京ママ」と親しまれる京子さん。 様々な決断、お店をする生きがいについて、伺いました。 借金しても、どうにかなる。 京子さんは、お店を始めて今年で30年。 もともと町の中心部の2階にあるお店で働いていました。 新しくお店を借りてやりたいと思っていたところ、向かいの建物が売りになっていたそうです。 「土地買って建物を崩して、お店作らないかっ

        やると決めたらやりきらないと。中村京子さん

        大好きなケーキを作り続ける。柿迫のぞみさん

        錦江しごと図鑑。 2人目は、ケーキ畑KAKIZAKOの柿迫のぞみさんです。 今年の8月から田代地区の空き家に店舗を構えてケーキ屋さんをオープン。 どんなきっかけや心境でケーキ屋さんをされているのか、伺ってみました。 パティシエになるのが夢だった もともと肝付町で生まれ育った柿迫さん。小学生のころからパティシエになることが夢だったそうです。 「高校で唯一パティシエコース科がある高校に行って、寮生活をしていました。高校卒業してからは東京のケーキ屋さんに就職して、3年くらい焼き

        大好きなケーキを作り続ける。柿迫のぞみさん

      • オンラインお仕事バイキング2023を開催します

        みなさんこんにちは。オンラインお仕事バイキング運営事務局です。 最近は、朝晩が涼しくなってきて少しずつ秋の気配を感じることができますね。 さて、本日はオンラインお仕事バイキング開催のお知らせです。 オンラインお仕事バイキングとはオンラインお仕事バイキングとは株式会社iroriが2020年から錦江町の全小学校の5•6年生にアンケート調査を行い、将来なりたいと思っている職業の講師さんと直接ZOOMでつないで 、職業ついて話を聞くプロジェクトです。 プロジェクトを通して様々な

        オンラインお仕事バイキング2023を開催します

        花を通して豊かな人生を。花千手

        「花屋が多い国は、豊かなんです。」 そうおっしゃるのは、花屋をされている「花千手」の中村千昭|《ちあき》さん。 中村さんは、フラワーアーティストとして作品作りやお花の販売を行っています。 錦江町の葬儀屋と花屋を経営しているご両親のもとで育った中村さん。学生の頃はデザインの学校に進みたかったそうですが、会社を継いでほしいとご両親から説得され、大阪にある経営の専門学校に進学されました。 卒業後は事務職や専門学校講師として働き、とにかく多忙で寝る暇もなかったという中村さん。心

        花を通して豊かな人生を。花千手

        恩返しをお茶と共に。平野雅子さん

        「錦江しごと図鑑」。 第1回目は、茶道教室を開いている平野雅子さんです。 お茶と共にあった今までの人生をお聞きしながら、導かれてきたのは「お茶と生き方」のお話でした。 お茶との出会い 「私は30代の頃に、このお茶に出会いました。当時南大隅町に住んでいたんですがそこでお茶の教室があって。ものすごく忙しく働いている時だったんですけど、主人の妹がお茶の講座に入っていて、お姉さんも入ってくれないかって声をかけてくれたんです。それまで縁もゆかりもなかったんですけど、先生のおうちも

        恩返しをお茶と共に。平野雅子さん

        草木染めのぬくもりを。「tuzu.」

        「ここにしかないものを染めていきたい」。 そうおっしゃるのは、錦江町の地域おこし協力隊として活動する吉屋和鼓さんです。 錦江町の隣の鹿屋市出身で、高校まで地元で暮らしていた吉屋さん。 高校卒業後は上京して企業に勤めながら、服飾・ファッションの専門学校である文化服飾学院に通われていました。 専門学校では藍染めや紅茶染めのワンピースを製作したり、いつか染め物をやりたいという思いがあったとおっしゃいます。 卒業後はアパレルブランドに就職し、後に店長として勤務。「(就職先は)日

        草木染めのぬくもりを。「tuzu.」

        「錦江しごと図鑑」、はじまります。

        改めまして、錦江町です。 このたび新たなコンテンツとして、「錦江しごと図鑑」がはじまります! 「錦江しごと図鑑」では、錦江町で暮らす方々のインタビュー記事をお届けします。 なぜ、「しごと」なのか? 今は公務員や農家など職業が決まっている働き方もあれば、フリーランスや副業、プロボノなど、様々な仕事を持ちながら働く方も沢山います。 またこれからの未来は、一つの職業に縛られない働き方が当たり前になるとも言われていますよね。 百姓は100の仕事を持つから百姓と言われていたよう

        「錦江しごと図鑑」、はじまります。

        納得した手作りの味を。内門精肉店

        「人が作っているものは何でも作りたくなっちゃうのよねえ。」と話してくださったのは、内門精肉店の内門サナエさん。 両親の代から始まった精肉店を高校卒業後に継ぎ、もう60年以上。現在はひとりでお店を切り盛りされています。 人気商品である「自家製味噌を使った豚の味噌漬け」の味噌は、内門さんの手作り。 なんと味噌は麹菌からつくっており、米と麦を合わせて麹菌を培養されています。 商品として販売はしていないものの、内門さんの手作りのものは味噌にとどまらず、甘酒、三杯酢、黒小豆、鳴門金時

        納得した手作りの味を。内門精肉店