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錦江町のあれこれ

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錦江町に関わっている方々が書いてくださった記事です。 移住者、協力隊、大学生、地元の人、、様々な人たちからみる錦江町をお楽しみください。
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記事一覧

【新作】ハジとハジ 舞台は青森と鹿児島

青森と鹿児島に同時に移住してるのは、おそらく自分だけ。アーティストとして作品を制作します。タイトルはMVの撮影場所と自分の生き方から決めました。 これまで作品は完成したものしか公開していませんでしたが、制作過程も共有したいと思います。 作品のコンセプトタイトルの意味 作品名は『ハジとハジ』 このタイトルにはダブルミーニングが込められてます。 本州の端と端に暮らしてる 人間の生きる恥 青森県青森市と鹿児島県錦江町に住んでおり、本州の端と端の県に暮らしています。去年の3

オンラインお仕事バイキング2023を開催します

みなさんこんにちは。オンラインお仕事バイキング運営事務局です。 最近は、朝晩が涼しくなってきて少しずつ秋の気配を感じることができますね。 さて、本日はオンラインお仕事バイキング開催のお知らせです。 オンラインお仕事バイキングとはオンラインお仕事バイキングとは株式会社iroriが2020年から錦江町の全小学校の5•6年生にアンケート調査を行い、将来なりたいと思っている職業の講師さんと直接ZOOMでつないで 、職業ついて話を聞くプロジェクトです。 プロジェクトを通して様々な

きっとだれも言葉にしたことのない町の魔法を、町民さんの日常視点を借りてかたちにする

町民さんの日常視点を借りる理由:錦江町の魔法 日常的なできごとや人々のささやかな生活、何げない風景に焦点を当てたのは、この町で出会う一見ありふれたものにこそ、現代の人々が今を生きてゆくためのヒントが隠れていると思ったからです。私はこれを「錦江町の魔法」と呼んで、発信しようと試みています。 「これから先、錦江町に人が増えることはない。あと10年もすれば人口は5000人を切るだろう。さらに過疎が進んで何十年後か、もしかしたら錦江町はなくなるかもしれない」と耳にしたことがありま

【地域おこし協力隊サポーターズ鹿児島 錦江町地域おこし協力隊OB 山中陽 】

『地域おこし協力隊サポーターズ鹿児島』(以下:サポーターズ)について知ってもらうにあたり、昨年度はメンバーや活動紹介を毎月行ってきました。今年度からは現役の地域おこし協力隊(以下:協力隊)やOBOGの皆さんの背景にも迫っていきたいと思います。 第12弾の記事はこちら。 今回は錦江町地域おこし協力隊OBで、『株式会社燈』と『株式会社hinata』の代表を務める山中陽さんの想い(第1〜3章)について紹介していきます。 錦江町の未来を想う“人”に魅かれて山中:僕は社会人になっ

【九州ワーケーション#8】鹿児島/錦江町編

◆11/12(土)スケジュール8:00 拠点出発&阿久根駅へ 8:30 阿久根駅発 10:30 鹿児島空港着 12:25 鹿屋着 14:00 鹿屋発 14:30 大根占&拠点着 15:00 自転車でふるさと館へ(物産展) 16:00 自転車でネッピー館へ(温泉) 18:30 拠点帰宅 19:30 「ゲストハウスよろっで 」で飲み ▼阿久根→錦江町の移動はこんな感じ ◆11/13(日)スケジュール7:00 拠点出発 8:00 鹿屋発 10:00 鹿児島空港着 11:00 鹿

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フリーペーパー『錦江おてもと』2号 特集:受け継ぐ(改訂版 2.5号)

鹿児島大隅半島紀行 錦江町神川大滝.地魚さんぺい.志布志有明和香園.志布志有明蓬原普賢堂湧水など♪ニッポンの隅っこより〜♪

日本全国のnoterの皆様、世界のnoterの皆様、 こんにちは! 今回はぼくが住んでる大隅半島の良かとこ紹介♪ 鹿児島の中心は薩摩半島の鹿児島市。 または、空港のある霧島市。 ぼくが住む大隅半島は取り残されたようなところ。地元の人達は鹿児島弁で すんくじら(隅っこ中の隅っこ)と、呼ぶ。 そんなすんくじらにはいいとこ、美味しいものいっぱいなのだ。3月半ば、天気はあいにくの曇天だったが、まずは神川大滝公園から地魚さんぺいへ♪ 滝の音と飛沫、鳥たちの鳴き声、清廉な空気に癒や

錦江町発地酒!地域のこだわりが詰まった本格芋焼酎「池田旗山」

本格芋焼酎「池田旗山」のふるさと錦江町の山奥からお届けする芋焼酎「池田旗山」。年に一度限定販売されるこの焼酎は、池田地区の活性を目指して生まれた。 6年前、池田旗山プロジェクトの発起人、笹原政夫さんは地域にこれといった特産物がないことに注目。池田では美味しいサツマイモや米がよく採れることから、農家で連携をとり、池田を盛り上げようと芋焼酎の醸造を掛け合った。 原材料は地元産にとことんこだわる。サツマイモや米は全て池田で育ったもので、水も八三岳の伏流水を汲み出して使用するほどの

宿利原地区を盛り上げたい!閉校にハンドメイド雑貨屋『やまなみ学校』がオープン

錦江町宿利原地区。”やどりはら”と言うと、冬の大根やぐらを思い浮かべる方が多いのではないだろうか。錦江湾一帯を見下ろせるのどかで穏やかなこの地域は、少子高齢化・過疎化といった深刻な課題を抱えている。 激しい人口減少に遭いながらも、地域課題を逆手に取った活動が盛んな宿利原。地域住民を主体に、町内外からたくさんの人を巻き込んでマルシェの開催やコミュニティースペースの開設など、これまで多くの地域おこしをおこなってきた。 子育てをしながら地域の明るい取り組みを主導するのが、笑喜(

初・鹿児島を終えて〜2週間の錦江町生活〜

第二のふるさとを求めて辿り着いた地、錦江町。そこには、「必要以上のものはない」だけでなく、自分が知らない自分を見つける機会が転がっていた。 ①錦江町の魅力とにかくデカい。近い。 海も、山も。 錦江町沿いの海は遊泳禁止。だから、透明度が高くて美しい。 コンビニこそ少ないが、美しい景色は24時間いつでも、当たり前のように広がっている。 とにかく美味い。量が多い。 肉も魚も。 食べものだけじゃない。 温泉もいたるところにある。 カラオケ、映画といった娯楽と同じ感覚

錦江町の歴史を追う−田代盤山入植

『広報きんこう』 2020年12月号を読む 活動柄、広報誌や町の歴史書をよく読む。資料を読んでいると錦江町には歴史的に移住者が多いことに気づいた。桜島の噴火、島津家の政策や落人…。事情は様々だが、錦江町(旧大根占町・田代町)は移住地としてよく選ばれる地だったようだ。 錦江町の文化のルーツを探ろうと田代町史に目を通していたら、鹿児島県の最南にある与論島から田代地区へ開墾・入植を経験した方が多数いることがわかった。 田代町は大原地区、盤山(ばんざん)自治会。 大原は平家の落

盤山のいま①

目には見えないが、確かにそこに受け継がれているものがある前回の記事に引き続き盤山を追う。歴史調査を踏まえ、今回は与論にルーツを持つ有馬芳子さんと、芳子さんのご子息で移住2世の国登志さんにインタビュー。入植後、ヤブキタ種のお茶栽培にて町に欠かせない存在となった盤山のその後、住民さんらの現在の生活についてお話をうかがった。 段々になっているお茶畑を横目に、山深く静かな道を上る。大原から続くグネグネと長い「あじさいロード」を車で約10分。盤山公民館がある。 芳子さん(以下、よ)

盤山のいま②

3回にわたり紹介する鹿児島県錦江町田代盤山。 盤山に往訪のない方、所在地を知らない読者もいらっしゃるので、花瀬自然公園〜盤山公民館までのルートマップを載せます。こう見ると、盤山がいかほど山深いところにあるか一目瞭然。 山の上にある盤山は、海側の地域と比べると4〜5度ほど気温が低い。暑い暑い鹿児島の夏は涼しく過ごせる。冬は雪遊びができるほどの積雪があったりする。 そんな気候を生かして盛んなのがお茶栽培。今でも広大なお茶畑を8件見ることができる。「山を下から見て、扇風機が立

〈がねをつくる〉池田小初の取り組み

池田小の地域教育 12月17日、池田小学校の5、6年生を対象に調理実習が行われた。 小学生が地域の方々と一緒に校内で育てたサツマイモを使い「がね」をつくった。 池田小学校は今年度より特色ある学校活動に取り組む。『池田学』として伝統芸能である神舞(かんまい)や農業体験など、地域にあるもの・人・ことを題材に地域教育へ力を入れている。 調理実習の様子 小学生が慣れない様子で包丁を握り先生からごぼうのささがきを習う。 大さじとすり切りを初めて使い、こぼさぬよう全集中で砂糖の分