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錦江しごと図鑑

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地域を、見えない土台の部分で豊かにしている大切な「しごと」。職業という仕事だけではない様々なかたちの「しごと」を通して町の人を紹介していきます。
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#働き方

やると決めたらやりきらないと。中村京子さん

錦江しごと図鑑。3人目は、スナック京のママ、中村京子さんです。 いつでも歓迎してくれる温かさと、お客さんの心を掴むご馳走でみんなから「京ママ」と親しまれる京子さん。 様々な決断、お店をする生きがいについて、伺いました。 借金しても、どうにかなる。 京子さんは、お店を始めて今年で30年。 もともと町の中心部の2階にあるお店で働いていました。 新しくお店を借りてやりたいと思っていたところ、向かいの建物が売りになっていたそうです。 「土地買って建物を崩して、お店作らないかっ

大好きなケーキを作り続ける。柿迫のぞみさん

錦江しごと図鑑。 2人目は、ケーキ畑KAKIZAKOの柿迫のぞみさんです。 今年の8月から田代地区の空き家に店舗を構えてケーキ屋さんをオープン。 どんなきっかけや心境でケーキ屋さんをされているのか、伺ってみました。 パティシエになるのが夢だった もともと肝付町で生まれ育った柿迫さん。小学生のころからパティシエになることが夢だったそうです。 「高校で唯一パティシエコース科がある高校に行って、寮生活をしていました。高校卒業してからは東京のケーキ屋さんに就職して、3年くらい焼き

恩返しをお茶と共に。平野雅子さん

「錦江しごと図鑑」。 第1回目は、茶道教室を開いている平野雅子さんです。 お茶と共にあった今までの人生をお聞きしながら、導かれてきたのは「お茶と生き方」のお話でした。 お茶との出会い 「私は30代の頃に、このお茶に出会いました。当時南大隅町に住んでいたんですがそこでお茶の教室があって。ものすごく忙しく働いている時だったんですけど、主人の妹がお茶の講座に入っていて、お姉さんも入ってくれないかって声をかけてくれたんです。それまで縁もゆかりもなかったんですけど、先生のおうちも

「錦江しごと図鑑」、はじまります。

改めまして、錦江町です。 このたび新たなコンテンツとして、「錦江しごと図鑑」がはじまります! 「錦江しごと図鑑」では、錦江町で暮らす方々のインタビュー記事をお届けします。 なぜ、「しごと」なのか? 今は公務員や農家など職業が決まっている働き方もあれば、フリーランスや副業、プロボノなど、様々な仕事を持ちながら働く方も沢山います。 またこれからの未来は、一つの職業に縛られない働き方が当たり前になるとも言われていますよね。 百姓は100の仕事を持つから百姓と言われていたよう